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10月渉外交流事業【渉外交流委員会】
先月の9月LDでの学びから、10月での渉外交流事業load to twinning chapter 2nd project〜つながろう世界の友と!広げよう国境なき交流!〜のご報告です。
まず、事業期間は10月28日〜31日ですが、我が渉外交流委員会は先方との打ち合わせと準備のため早々と日本を旅立ちました。これから長い1週間のはじまりです。
拡大広報委員会の中村委員長と会員開発委員会の伊藤隆哉くんもサポートについていただけ、大変助かりました。
約7時間のフライトです。
到着しホテルにチェックイン後、早速JCIウブド2013年副理事長ADI Darmajaくんのお店で顔合わせと打ち合わせスタートです。
今回の事業のメインで打ち合わせを行わさせていただきましたJCIセマラプラ専務理事のGede Dwi Mahayanaくん(右手前から二番目)は2015年度JCIインドネシア副理事長予定者です。
JCIウブドの歴代理事長、次年度理事長、JCIセマラプラの本年度副理事長にもご参列賜りました。
ディナーはとれたて新鮮のスペシャルフィッシュです。
美味しくいただき、打ち合わせも順調に進みました。
翌日、朝食を取りながらホテルからの景色です。
前日のフライトと夜遅くまでの打ち合わせで疲労気味の様子です・・・。
お世話になってばかりなので少しは貢献しようということに。
JCIウブドメンバーが経営するゴルフ場へお邪魔しに行きました。
ハーフのみですがさすがの暑さバテバテです・・・。
ゴルフも終了し、やっとゆっくりできるかなと思いきや・・・
ディナーの準備をしていただけておりました。
また、次年度の準備でインドネシア内を飛び回っている2015年度JCIインドネシアナショナルプレジデントのAgung Gunarthawaくんがデンパサール空港へ到着してすぐに会場へ駆けつけていただけました。
2009年に行われた近畿地区ブロック協議会の思いやりプロジェクトや原田歴代会頭との出会いや、JCI日本の鈴木会頭と先月会ったよなどかなりグローバルな方であり、気さくにお話しいただけました。このような出会いもJCならではですね。
そして、本来であれば28日に向かうはずのギャニャール県知事訪問が急遽行われることに・・・朝7時にはホテルを出発してJCIバリアイランドメンバーと合流です。
県庁で従事しておられるかたとのコミュニケーションも大切ですと松田くん。
そして、ムラ県知事との会談です。
英語でのスピーチをしましたがかなり緊張しました・・・。
高槻JCとJCIウブドとの姉妹締結のについてお話し、ギャニャール県も非常に興味があるとのことです。JCIつながりに寛大な理解を示しておられました。
ギャニャール県としては「公共交通の充実化」「人材育成」を日本である高槻より成功事例を学びたいとのご要望がありました。
会談が終了し、一同事業が行われる会場のTaman Nusaの下見です。
ここはインドネシア全土の歴史を表現した施設です。
当日の最終調整打ち合わせを実施します。
クールビズとはいえどさすがに暑く、カジュアルに着替えました。
翌日は高槻JCメンバーが現地入りするためデンパサール空港まで迎えに行きました。
ホテルチェックイン後にウェルカムナイト会場へ向かいましたが熱烈な歓迎を賜りました。
29日朝よりロイヤルファミリーの宮殿に招待いただきました。
ロイヤルファミリーの王子もJCIウブドのメンバーです。
普通では直接お会いすることは難しいのですがこのネットワークもJCなら可能です。
高槻JCから壷を贈呈させていただきました。
忙しい中、貴重な時間をいただき宮殿内を案内いただけました。
この二つの門は同エリアにあり、良い気と悪い気とを分けるためにあるようです。
バリ島では色々な箇所で神様や絵英雄を見ることができ、伝統を感じることができます。
ちなみに滞在ホテルにまであります。
この場所ではガムランという伝統的な楽器を使用して冠婚葬祭時など様々な催し事がある際に使用される場所です。
しかし、夜中に誰もいるはずのないこの場所でガムランの音だけが聴こえるとか・・・
そんな裏話も教えていただけました。
日本と同様で歴史が深いとそのようなこともあるのですね。
宮殿をあとにしてウブドエリアにあるプリ・ルキサン美術館に視察へ向かいました。
この美術館はウブド王宮が中心となって創設されたウブドで最も古い美術館です。
アート調の絵などが展示されています。
ここではガムランも体験することができます。
今回の事業には第41代歴代理事長の松本英理先輩にもご参加賜りました。
通訳等も助けていただきありがとうございました。
その後、ランチミーティングのためウブドエリアにあるノマドレストランに向かいます。
ここはJCIウブド理事長のGede Winana Sudiana君のお店です。
帰国してから気づいたのですが何気に「ちゃんぷる」とひらがなでサインが表示されています。
ここにも親日であることを強く感じます。
「ちゃんぷる」とは「混ぜる」という意味であり、ナシチャンプルなどの料理があります。
入店時の様子です。
全員お花を耳に飾っていただけてます。
寺田外部監事もナイスショットですね。
お忙しいところ、貴重な時間を割いて参加いただきました。
ありがとうございます。
ここでは姉妹締結の目的や締結時期などについてディスカッションを行いました。
マレーシアで開催される2015年度ASPACコキタナバルでの再会を経て、2015 JCI World Congress Kanazawaでの調印を目指すことで双方一致しました。
ランチミーティングを終え、タマンヌサというインドネシアの島々の伝統的な家造りをミニュチュアで表現した施設を視察に向かいました。
車でエントランスを抜け、施設へ入ります。
伝統的な棚田や自然がそのまま残っている素晴らしい景色が待ち受けています。
このような形で自然を残していくことも次世代へ継承するととともに、自然の大切さを伝えていけることができると感じます。
途中にはこんなゲストも私たちを迎えてくれました。
施設に入り様々なミニュチュアが設えられています。
歩くこと1時間を過ぎ・・・さすがの暑さに全員体力の限界です・・・
高木副理事長も・・・・・お疲れ様です・・・
途中には昔の格好をした人までおられます。
大矢直前理事長と中村委員長です。
長距離の徒歩お疲れさまでした。
この施設にはステージも用意されており、そこでtwinning T-shirtsの交換、JCIパドゥンによる折紙プログラム、JCI高槻によるこいのぼりペイントプログラムを行いました。
折紙プログラムではバリ島の伝統的なケースやコマを作成し、皆で文化交流を行いました。
こいのぼりペイントプログラムでは高槻JCが提案し始まった毎年春に高槻市行うこいのぼりフェスタ1000で使用する白こいのぼりにペイントを施し、高槻市のPRを行うとともに、日本の文化を通じて交流を行いました。
〈折紙プロジェクト〉
〈こいのぼりペイント〉
そして、バリ島の伝統舞踊であるケチャダンスのワークショップです。
cak cak cak cak cak cak cak・・・・と大きな声で叫びながら全員でシンクロさせる伝統舞踊です。今回は約40名くらいで行いましたが、1000名でも可能だそうです。
大人数であればあるほど迫力があるように感じました。
ワークショップも終え、一息ついていたら・・・・・
なんと衣装が用意されています・・・。
もしかすると・・・・・
そして、今回の事業のラストを飾るJCIバリ、JCIウブド、JCI高槻による合同ナイトです。
貴重な時間のなか、ギャニャール県知事もご出席いただき有意義な時間を共有することができました。
2015年度JCIインドネシアナショナルプレジデントのAgung Gunarthawaくんの挨拶です。
続いて、ギャニャール県知事であるムラ氏よりご挨拶を頂戴しました。
バリ語から英語に、英語から日本語の通訳は大変勉強になりました。
そして、JCI高槻網島理事長の挨拶です。
続いて、贈呈品の交換に移ります。
〈JCIウブドからJCI高槻へ〉
〈JCIバリからJCI高槻へ〉
〈JCI高槻からJCIウブド、JCIバリへ〉
JCIバリ歴代理事長よりチョコレートもいただきました。
〈ギャニャール県知事へtwinning T-shirtsと贈呈品〉
この後、合同ナイトはバンド演奏あり、歌あり、バリの地酒であるバリ酒ありで終始盛り上がり、次の2015年度ASPACコキタナバルでの再会を約束し閉会を迎えました。
JCI高槻としては約20年ぶりの国際交流事業でしたが非常に内容の濃い事業となりました。
当初は言葉が通じないのではないかなどの不安がメンバーにありましたが、ご覧のように各メンバーの表情を見ていただければ皆様にも伝わるのではないかと願っております。
このような出会いも世界とつながることのできるJCだからこそなし得るのだと思います。
最後に・・・・
この事業が今後の双方にとって、また、地域の皆様にとっても有意義になるように引き続き取り組んでいきたいと思います。
長文となりましたが最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
渉外交流委員会委員長 中川 紀弘および渉外交流委員会メンバー一同